余白 エモさは、段取りでつくれる。

斜めに座れる席を、探している

正面に座ると、初対面では目線の逃げ場がなくなります。席の角度だけで、会話のしやすさはけっこう変わりました。

設計メモ
場面初回・2回目予算変わらない難易度やさしい

ねらい目を合わせなくていい時間をつくる

初対面で正面に座ると、目線の逃げ場がなくなります。

顔を上げれば相手の顔がある。
下を向けば、下を向いたことが伝わる。

この状態で九十分いるのは、けっこうな負荷です。
自分が緊張しているときはもちろん、相手が緊張しているときも同じだと思います。

探しているのは「斜め」

カウンターのL字の角、テーブルの角を挟む位置、少しずれた並び。
このあたりだと、顔を上げても正面に相手がいません。

視線を外すのが自然になるので、沈黙が来ても気まずくなりにくい。

並びの席(真横)も悪くはないんですが、
初対面だと今度は顔が見えなさすぎて、反応が分からず不安になります。

正面=逃げ場がない、真横=見えない。
その中間として、斜めを探しています。

店を選ぶときに見ているところ

予約サイトの写真で、次を見ています。

  • 角のある席があるか(L字カウンター、四人掛けを二人で使えるか)
  • 席と席の間隔。詰まっていると、声を張ることになる
  • 音量。BGMがない店は沈黙が目立ちます。少し音がある方が楽
  • 明るさ。暗すぎる店は、初回だと構えさせてしまうことがありました

四つ目は失敗したことがあって、
雰囲気のいい暗めの店を初回に選んだら、相手がずっと居心地悪そうでした。
あとから考えると、初対面で暗い店は「そういう意図」に見えます。

初回は、明るい店の方がいいと思っています。

席は、着く前に決まる

当日「どこ座りますか」となると、だいたい流れで正面になります。

なので、予約のときに席の希望を書いておくようにしました。
「カウンターの角があれば嬉しいです」と一行入れておくだけです。

たいてい対応してもらえますし、してもらえなくても損はしません。

席の角度なんて小さい話に見えるんですが、
九十分ずっと効き続ける条件なので、いちばん費用対効果が良い設計かもしれません。

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